院長夫人
診療所には、いろんな人から電話がかかってきます。
患者さんだったり、業者さんだったり、営業の電話だったり・・
その電話のすべてを診療中の院長に取り次いでいませんか?
診療中の院長のジャマになる電話が多いですよ。
※とあるお宿の電話
ジャマになる電話とは・・
診療所にかかってくる電話は、ほとんどが患者さんからです。
診療について、病状について・・
ほとんどを受付のかたが対応してくれており、中には院長の指示をおあぐものもあります。
診療所にかかってくる電話で困った電話は、院長の診療のジャマをする電話です。
そのようなジャマをする電話とは
- 自分を名乗らず、なんとなく取引がありそうな会社名を引き合いに出してくる
(たとえば、「NTTのほうから・・」とか、「NTTの関連会社・・」とか)
- 個人名で名乗ってくるが、内容がいまいちわからない電話
(たとえば、「田中と申します、院長先生に大事なお話があるので取り次いでいただけますか?」「安部と申します、電気通信の責任者様に大事なお話があるのですが・・」)
- 会社名を名乗るが、なんの会社なのかがわからない
(たとえば、○○会社と申しますが、院長先生お願いします)
つい最近、診療所にかかってきた電話は、
名前は忘れたのですが、大阪の会社からでした。
「ガン特約がついている物件の紹介です。」と言うのです。
あ~保険の勧誘か・・と思って
「医療保険は、決まったところで入っているので必要ありません」と答えると
「いえ、保険の営業ではありません。ガンの特約はついているのですが、私どもは物件の紹介をしております」と、内容がよくわからない返答が返ってきました。
「保険じゃなかったら、なんなの?」と聞くと
「物件の紹介をしております」と、またもやわからない返答が返ってきました。
「だから、物件ってなんなの?」とかなりイライラしてきました。
・・・と、話している間に考えておりましたら・・「あ~物件って投資物件のことね、いらないから、買うつもりもありません」と断って切ろうとすると
「そうです、投資物件ですが、みなさん最初はそうおっしゃいます。少しお話させていただけないでしょうか」
「いや、買わないから、すみませんけど、切りますね」と言って、電話をきりました。
投資物件は、ごくたまにしかかかってきませんが、営業の電話はしょっちゅうかかってきます。
このような診療をジャマする電話を、診療中の院長に取り次いでは、迷惑になります。
本当に院長に取り次ぐべき電話なのか、そうでないのかを電話を受けたときに判断できるようにならないといけません。
診療中の院長への取り次ぎ方
営業電話のかたは、たいてい本当の内容をなかなか言いません。
話を聞いていると、「あら?聞かないといけないのかしら?」「言うとおりにしたほうがいいのかしら」と思わせることが多いです。
だから、最初に聞きましょう
「ご用件は、なんですかっ!」
このように聞いても、うだうだ訳のわからないことを言う人もいます。
そんなときは、
「営業の電話でしたら、お断りします」と、電話をきる
本当に、電話を必要としている業者のかたでしたら、要件を最初に言います。
要件を言わないようでしたら、電話をきって大丈夫でしょう。
今まで、電話を切って、間違いだったことはありませんでした。
急ぎでないものは、院長夫人がすべて電話を受ける
といっても、受付の方も日常の仕事がある中で、こんな営業の電話の相手をしている暇はないと思います。
特に、内科であれば冬場はてんてこ舞いです。
そんなときに、診療に関係のない営業の電話や役所からの電話をすべて院長夫人が引き受けるのです。
そうすることによって、診療中の院長も、仕事中の受付の方も仕事に集中することができます。
さらに、いいことに
院長夫人が、すべて営業の電話を引き受けていると、院長夫人の電話対応レベルはあがってきます。
「この人、こんなことを言ってるんだ~」
と、広い心で対応できるようになります。
診療所にかかってくる営業電話を、受付の方にまかせないで、院長夫人がすべて引き受けてみませんか・・
【足あと】
昨日は、塾の先生と受験生のはずの息子の入試までの勉強について話しました。
受験生というと家の中が、ピリピリしていそうですが、我が家はどうもそうではないらしく・・
息子が受験生であることをときどき忘れてしまうくらいです。
友達と話していて、ピリピリモードは「今からよ」と言われながら数ヶ月・・1月に入試を控えて、そのときはいつやってくるのか・・
【昨日のにっこり】
お店でおいしい卵焼きを食べたこと
塾の先生に、受験のことについて話せたこと
髪を染めて、良い感じの色になったこと