セミナーで長い時間、飽きないで話を聞いてもらうには・・  要点を短く伝える

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セミナーで、一生懸命に

いろいろなことを話しても

それが無料で、しかたなくで参加したものなら、

長い時間になると飽きてきてしまいます。

飽きさせずに聞いてもらうには

どうしたらいいのでしょうか・・・

 

※関門橋

 

早口でぼそぼそと、小さな声で抑揚のない声は、聞き取りづらい

 

昨日、宅地建物取引士(宅地建物取引主任者から名称が変更)の

5年に1度の法定講習会があり、受けてきました。

5年というと、長い感じがしますが、

あっという間でした。

 

その講習会は、10時から17時20分とほぼ1日です。

休憩はあるものの、座りっぱなしで

聞くだけというのは、とても疲れます。

ましてや、税法のセミナーのように

自分から受けに行ったものではなく、

法定講習会だから仕方なく・・(参加された方みなさんそうでしょうが)

 

弁護士、税理士、協会の講師の方が講義をします。

その中の講義で、とても眠たくなる講義がありました。

その方の言っていることは、わかります。

わかるのですが、

話し方が、ぼそぼそと小さな声で話すものですから

聞き取りづらかったです。

時々なにを言っているのかがわからなくなりました。

 

また、早口なので、

あっ!聞き逃したと思っても

さっさと先に進んでしまうので、

どこを話しているのかがわからなくなることもありました。

 

早口で話しているのに、

テキストのページをあっちに行ったり

こっちに行ったり、しかも

違う資料をときどき使ったりして・・

これも、わかりにくかったです。

 

一方、わかりやすい講師の方は、

大きな声で、聞こえやすく話してくれました。

「大事ですよ~」

という箇所は、ゆっくりと繰り返し話しておりました。

わかりやすい!

 

こうも違うものかと

講師の先生の話を聞いておりました。

 

細かい話は、わけがわからなくなる、要点を伝える

 

上記の話がわかりにくい講師の方は、

ときどき脱線します。

脱線自体いいと思うのですが、

それが、とっても細かい話になるので、

聞いている人は

・・・

???

という感じになっていたと思います。

 

例えば、不動産の税制について話しているときに、

消費税の改正について話だし、

テキストに書いていない「インボイス方式」の話を

細かくし出すのです。

宅地建物取引士の法定講習会で、

「インボイス方式」の話がいるのでしょうか・・

しかも、時間が押しているときに

しかも、今時期に・・

 

今は、不動産の税制の時間なのだから

不動産の税制をわかりやすく

話した方がいいのではないかと思ったのですが・・

周りは、居眠りが続出でした・・

 

わかりやすい講師のかたは、

要点をズバリ!と端的に伝えてました。

 

「このページのここが大事!」

 

「もう一回言いますよ~」

 

「言い換えると、こういうことよ」

 

わかりやすい!

短い言葉で、端的に、伝えてもらうとわかりやすいです。

文章も短かったです。

 

いつ終わるの?その文章

みたいな話し方は、わかりにくいですね。

 

時々、面白ネタを挟む

 

にわかせんぺい

(福岡のお土産、小学生のときに見ていたCMが有名でした)

 

一生懸命に、話すのはいいのですが、

単調な話し方で、たらたらと話すのを聞くのは、

とても退屈になります。

長時間ですから

自分から進んで講義を受けに来てるわけではないので・・

 

わかりやすい講師の方は、

大笑いするというネタではないのですが、

ときどき話し言葉で、実際にあった話や

自分の体験したこと、感じたことを話してくれました。

長い時間の講義でしたが、退屈することなく

聞くことができました。

 

わかりやすい話し方とは・・

  • 早口にならない
  • 大切な箇所はゆっくりと、繰り返し
  • 大きな声で
  • ぼそぼそと話さない
  • 文章は簡潔に話す
  • 短い文章で話す
  • たとえ話を盛り込む

 

いつか話す仕事ができるように

していきます。

 

 

【足あと】

昨日は、1日宅地建物取引士の法定講習会でした。

宅地取引主任者が、宅地建物取引士と

「士」業になっていました。

平成26年に改正になったということで、

今回の更新で、宅地建物取引士の免許証を持つことになりました。

 

 

【昨日のにっこり】

夕食を作る時間がないので、前の日に用意し、段取りできたこと

気になっていた、宅地建物取引士の法定講習会が終わったこと

作ったカレーライスが美味しかったこと