お客さん、友人、家族と「言葉」を同じ意味で理解することが必要   でないと話が続かないし、間違った解釈を導き出す

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院長夫人

ある話をしたときに、自分はこんな意味で話したのに、相手には違った意味で伝わっていたという経験はありませんか?

そのとき使っていた「言葉」の意味をお互いに、違った意味で理解していたということはないでしょうか・・・

高速バスに乗ったときに感じた違和感

最近、研修会に参加するために高速バスを利用することが多くなりました。

自家用車に乗っていても当然なのですがシートベルトが義務化されており、高速バスもタクシーもシートベルトをするようにアナウンスしています。

まあ義務だもんな・・と思いシートベルトをします。

そのとき、その言葉でいいの?と感じることが多い文章があります。

 

「事故防止のため、シートベルトをおしめください」

 

シートベルトをしないといけないのだなということです。

しかし、「事故防止」?といつもなにかが引っかかっていました。

 

私の中で、バスに乗っているときの 「事故=交通事故」 です。

交通事故といえば、車と車がぶつかったり、車がなにかにぶつかったりすることだと思っていました。

そのように思っていたので、高速バスのアナウンスの意味が

シートベルトを締める⇒交通事故が防げる

のように聞こえたのでした。

当然、シートベルトを締めることによって、車同士がぶつかったり車がなにかにぶつかったりすることを防ぐことはできません。

 

何度も高速バスを利用するうちに、「このアナウンス違うんじゃないの?」と思うようになりました。

もし、シートベルトを締める意味をシートベルト着用のアナウンスに付け加えるのであれば、

「大きな事故が発生した場合に、被害ができるだけ少なくて済むように、シートベルトをおしめください」

と、こんな感じになるのでしょうか・・

 

「事故」という言葉の意味

高速バスから降りて、なんだかもやもやするので、そもそも「事故」という言葉の意味を私が間違った理解をしていたのではないかと思って、調べてみました。

 

 

goo辞書より

 

他を調べてみましたが、同じようなことが書かれておりました。

「思いがけず生じた悪い出来事」「不慮の事態」であれば、高速バスのアナウンスで流れていた「事故」とは、

車同士の衝突や車がなにかにぶつかること、プラス それによって怪我などをすることも含まれます。

となると、「事故防止のために、シートベルトをしめる」ことはなんの問題の無い文章ですよね。

 

自分の言葉の理解が違っていたために、自分が文章の解釈を間違っていただけでした。

自分の思っていること考えていること、理解していることが相手と同じだという前提で話をしている場合に、それが違っている場合には、相手が違った文章の解釈をしていたり、間違った解釈をしてしまったりすることがあると思います。

相手が「???」という態度を示したとき、納得のいかない顔をしているときなどは、自分の使っている「言葉」の理解が同じかどうかを相手に聞いてみるのはどうでしょうか・・

もしかしたら、知らない言葉を使っているかもしれません。

一方的でなく、会話するときに相手の理解が自分と同じかどうか、確かめながら会話していきたいと改めて思ったのでありました。

シートベルトの義務化

ちなみにシートベルトの義務化は

警視庁HP

 

 

【足あと】

昨日は、劇団☆新感線の舞台を観に行きました。

時代劇なのですが、時代劇っぽくなく、難しくなく言葉がスースーと入ってきました。

ときどき笑いがあり、終始とってもおもしろかったです。

 

【昨日のにっこり】

観劇がとってもたのしかったこと

観劇に遅れずに行くことができたこと

ぷりぷりのさんまを食べたこと