事業の借入金があり、毎月返済をしていて手元にお金が残っていない・・
でも、利益が出て税金を納税しないといけない・・てどういうこと?
※河内藤園にて
経費となるもの
毎月毎月、借入金の返済をして、手元のお金はなくなっていく・・・
事業用の借入金の返済のためお金がなくなっていくのだから、支払っている返済金って経費になると思ってしまいませんか?
事業のためのお金の支払には違いないのですが、借入金返済のためのお金は経費にはなりません。
じゃあ 経費にならないのにお金が減っていくだけで、利益はその分減らないの?
というと、そうなのです。
事業の経費になるものは
①売上をあげるための仕入の代金や売上をあげるために直接かかったお金
②もしくは、直接的ではないけれど間接的に売上をあげるためにかかったお金
です。
②の具体例は、借りている店舗の家賃や水道光熱費や事業で使う消耗品や従業員さんのお給料などです。
では、借入金返済のためのお金は・・・経費になりません。
返済のための支払利息は経費になりますが、借入金の元本の返済は経費にならないのです。
ただし、お金を借りて、物を買った場合はその物の金額が経費になります。(減価償却費だったり消耗品だったり)
※No.2210 やさしい必要経費の知識|所得税|国税庁 (nta.go.jp)
お金を借りたとき
お金を100万円借りたときは
預金 100万円 / 借入金 100万円
借入金を返済したとき
借入金を5万円返済、利息を2千円支払ったときは
借入金 50,000円 / 預金 52,000円
支払利息 2,000円
ただお金を借りて、返済しただけでは売上をあげるためになっていないですよね。
借りたお金をなにかに使って、初めて売上をあげるために使ったお金になります。
ですから、借入金を返済しただけでは、返済金は経費にならないのです。
たくさん毎月借入金の返済をしているのに・・・と思われるかもしれませんが、返済をしているだけだと経費になっていないことを知っておいてもいいかと思います。
【足あと】
昨日は、帰りを待っていたら眠ってしまっていました。
息子から「帰ってきたよ」と声をかけられても起きることができず・・・そのまま眠ってしまいました。
すると・・つけっぱなしにしてた私の部屋の電気を息子が消してくれていました。
嬉しいな・・・
【昨日のにっこり】
息子が電気を消してくれたこと
予約システムのデモを見せてもらったこと
早く寝たこと