毎月毎月、お金をたくさん支払っているから、利益は多くなっていないだろう・・・と言われることがあります。
お金が減っているのに、売上は変わらないのに、利益が増えているって
どういうこと?
※小倉駅アミュプラザ
お金を支払う = 経費 ではない
事業を行っていて、
お金を支払う=経費
みたいな感覚になるかもしれません。
お金を支払っているからといって、それが全て経費になっているわけではありません。
例えば、毎月借入金の返済をしているとしたら
借入金 ○○円 / 預金 ○○円
となります。
毎月の借入金の返済は、ただ借入金が減っているだけです。
この返済と一緒に支払っている「支払利息」は、経費になります。
お客様からよく聞かれることは・・
お金を支払っているのに、経費にならないの?
ということです。
確かにお金は減っています。
それは返済金を返しているだけです。
では、お金を借りたとき最初から考えてみましょう。
<お金を借りるとき>
預金 ○○円 / 借入金 ○○円
<お金を返すとき>
借入金 ○○円 / 預金 ○○円
<借入金のお金を使って消耗品を買ったとき>
消耗品費 ○○円 / 預金 ○○円 ⇒ この金額が経費の金額になります。
<借入金のお金を使ってお給料を支払ったとき>
給与 ○○円 / 預金 ○○円 ⇒ この金額が経費になります。
このようになります。
おわかりになりましたでしょうか。
お金を借りて、それを返済しても、経費にならず、
その借りたお金を使って、物を買ったり給与を支払ったりしたときに、
その金額が経費になるのです。
お金が減っているのに、利益が増える
なので、お金を借りて、その返済をしていたとしても、
利益にはなんら影響がありません。
例えば、お金を借りたけれども、経費として使わなかったとしたら、
返済だけのお金が減っていきます。
毎月10万円の借入金の返済をしていたとします。
その月の売上が20万円、経費が1万円とします。
この月の利益は
20万円 - 1万円 = 19万円
となりますが、その月の実際のお金の動きは
20万円 ー 1万円 ー 10万円 = 9万円
となるのです。
お金が減っているから、利益も減っているように感じてしまうことがあるのです。
利益がいくらかを見ていくのは大事ですが、お金がどのくらい減っているのか、
どのくらい残っていっているのかも見ていくことが大切だと思います。
【足あと】
昨日は打ち上げに参加して、久しぶりに飲みました。
とっても楽しい会でした。
飲み過ぎてしまい、今日は二日酔いで、午前中はぐだぐだでした。
たまに飲んでしまうと、調子に乗ってしまうようです・・・
気をつけようと、思ったのでした。
【昨日のにっこり】
飲み過ぎたけど楽しかったこと
仕事でないいろんな話をしたこと
無事に帰り着けたこと