院長夫人が診療所の経営に参加すべきか否か・・
悩まれる院長夫人は多いかと思います。
私は、院長夫人は参加すべきだと思います。
※飛行機から石垣島
院長夫人が経営に参加することに批判的な意見
ネットで、「院長夫人」のキーワードをすると
院長夫人からの立場からのブログや
税理士やコンサルタントの立場からのブログ、お知らせや
そこで働いている従業員さんの立場からのブログ、コメントetc・・
様々出てきます。
その中で、そこで働いている従業員さんの立場からの意見には
「院長夫人が経営に口出しする診療所は、ダメだ!」や
「院長夫人が採用面接をするような診療所はダメだ!」
「院長夫人が口を出しすぎて、仕事がやりずらい」etc・・
いいことは、書いてないですね。
私が以前勤めていた税理士事務所の所長からも
「院長夫人が経営に関わりすぎて、決定権を持ってしまうと
上下関係がおかしくなって、診療所がダメになる。
院長が常に、上に立って、物事を決めていかなければダメだ」
と、言われたことがあります。
では、院長夫人って、何なのでしょう・・
お飾り? 雑用係?
私が院長夫人であるのに、私に対してこのように言った
税理士事務所所長は、診療所を多数顧問に持つ税理士です。
自分の立場を、どういう立ち位置にするか悩んでいる
院長夫人は多い中
このような意見があると、自分はどうしたらいいのかと
さらに悩んでしまうかたもいらっしゃるのではないでしょうか。
院長ひとりでは、診療所の診療以外のことをするのは負担が大きい
診療所は、院長が行う診療だけで成り立っているわけではありません。
人を雇うこと、雇った後の社会保険等の手続き、その後の労働環境整備、
従業員同士または、院長と従業員の人間関係の調整、
業者、銀行との折衝
診療所の売上、利益の確保、その先の見通しetc・・
を、院長が診療以外ですることは、大変な負担となります。
日々の診療でも負担が大きく、疲れ果てているのに
診療以外のその他の仕事を院長にしてもらうのは、
診療所としては得策ではないと私は考えます。
やはり、院長に診療に専念してもらうためには
院長夫人が先頭にたって、それらの雑務をこなし、
経営にも参加しなければならないです。
決定権は院長(=理事長)にあっても
それまでの戦略、方向性は、院長夫人が
院長と相談しながら、決定していかなければなりません。
院長夫人は、経営に積極的に参加すべきです。
院長夫人の役割を決める
では、経営に参加すべきといっても
何をするのでしょうか。
それは、自分で決めます。
経営といっても、日々の経理から労働関係から
税務申告までしないといけない
ということはありません。
できることから
日々の経理は自分でして、
労働関係は社会保険労務士さんに任せて、
税務申告は税理士さんに任せて、
その結果を報告してもらい、
その結果を見て、
今がどういう経営状態なのか、
今からどうしていったらいいのか、
(保守修繕をいつするのか、機器をいつ買い換えるのかetc・・)
人件費をどうするか、
材料費をどうするか、
広告宣伝費をどうするか、etc・・
税理士さんの意見を聞きながら、院長と相談しながら
院長夫人
考えましょう。
経営に参加しましょう。
できること、考えることができることから
経営に参加しましょう。
自分は、どういう立ち位置にいるのか
いたいのかを、決めましょう。
【先週の足あと】
先週は、石垣島に行ってきました。
台風の影響で、予定していたアクティビティが
中止になり、急遽違うアクティビティに変更したり、
飛行機が欠航になるかも・・と不安になったり、
とありましたが、楽しく過ごすことができました。
【先週のにっこり】
石垣島の塩作り体験が楽しかったこと
石垣島のサイクリングできれいな景色が見られたこと
体を使い、日々肉体疲労でぐっすり眠ることができたこと