まだ先なんですけど、NISAの制度が新しくなるんですって。
それってどんなものなのでしょうか?
※「みつまた」という花
NISA制度の目的
そもそもNISA制度ってなぜできたんでしょうね・・
もともとNISAは、
家計の安定的な資産形成の支援
と
成長資金の供給
という目的で導入されたものです。
現在一般NISAとつみたてNISAとがあり、いろいろな世代の人が利用をしているようです。
これって成長資金の供給として日本経済にとって、とても重要な役割を果たしているそうなんです。
そのNISAは期限があるので、NISAの資金が日本経済にとって重要なのであれば、これを延長しましょう!ということで、NISA制度の期間の延長が決まったのです。
しかし、期間が延長されるだけではなくて、制度自体が見直されて延長されるということです。
ジュニアNISAは令和5年12月31日で終了するそうです。
<参考>
新しいNISA制度の概要と改正の狙い 安定的な資産形成の促進と成長資金の供給拡大を目指す 金融庁 総合政策局 総合政策課 総合政策監理官 三浦 知宏
新NISAとは
新しくなったNISAって、下記の図みたいになるんですって
つみたてNISAは、期間が延長するだけなのですが、一般NISAは変わって新NISAとなります。
新NISAは、投資の上限額が年間122万円になります。
その投資の上限額は2つに分けられ、2階建て構造になります。
そのうち1階部分は、つみたてNISAと同じ制度です。
投資の限度額は年間20万円です。
ですから今まで一般NISAでできていた株式投資はできないことになります。
そして2階部分は、株式投資ができます。
投資の限度額は年間102万円です。
ただし、原則として1階部分の積立投資をした人ができるのです。
原則ですので、例外があります。
例外は、今までNISA口座を開設していた人上場株式等の取引を行ったことがある人は、1階部分の積立投資をしなくても2階部分の株式投資をすることができます。
また、新NISAの口座を開設すると同時に1階部分と2階部分で投資を行うこともできます。2階部分で投資をする場合、1階部分の積立投資の限度額を使い切る必要はありません。
そもそも期間の延長でなくて、こんな面倒くさい構造にしたのか・・・
今までのNISA制度で株式投資を行って株式投資もしてほしいのだけど、家庭での資産も増やしてほしいと思っているからです。
<参考>
新しいNISA制度の概要と改正の狙い 安定的な資産形成の促進と成長資金の供給拡大を目指す 金融庁 総合政策局 総合政策課 総合政策監理官 三浦 知宏
【足あと】
近くの山を登りました。
風はけっこう強めでしたが、気持ちのいい登山でした。
いずれ、走って登ることができるようになりたいです。
【先週のにっこり】
気持ちのいい登山だったこと
小説が面白かったこと
携帯の殺菌器をもらったこと