10月から本格運用を目指している「オンライン資格確認」ですが、
実際多くの医療機関が準備をして、体制を整えているのでしょうか?
※皿倉山頂
オンライン資格確認
マイナンバーカードを保険証として医療機関で利用できるサービスです。
必要となる機器のカードリーダー等に対して補助金も出ます。
マイナンバーカードが健康保険証に?診療所としてどのような対応をしたらよいのか・・・(まずは、どのような制度なのか?編)
マイナンバーカードが健康保険証に?診療所としてどのような対応をしたらよいのか・・・(診療所の対応編)
オンライン資格確認の導入について(医療機関・薬局、システムベンダ向け) (mhlw.go.jp) 厚生労働省
現在の医療機関の申込み・準備完了状況
システム接続登録を完了している医療機関もありますし、まだ完了していない医療機関もあります。
実際、どのくらいの医療機関が準備が完了しているのでしょうか。
<顔認証付きカードリーダー申込数 >
128,794施設(56.3%)/228,912施設
【内訳】
病院 6,366/ 8,243施設 77.2%
医科診療所 39,175/ 89,271施設 43.9%
歯科診療所 34,318/ 70,850施設 48.4%
薬局 48,935/ 60,548施設 80.8%
※オンライン資格確認等システムについて (令和3年9月22日)厚生労働省
カードリーダーを申込みしている医療機関は、比較的多いですよね。
では、カードリーダーを手に入れたからといって、全ての医療機関がオンライン資格確認ができる準備ができているかというと、そうではありません。
<準備完了施設数> ※ 院内システムの改修など、準備が完了している施設数
12,894施設(5.6%)
【内訳】
病院 1,125 施設(13.6%) 医科診療所 4,091 施設(4.5%)
歯科診療所 2,919 施設 (4.1%) 薬局 4,759 施設(7.8%)
※オンライン資格確認等システムについて (令和3年9月22日)厚生労働省
カードリーダーを手に入れたけど、接続等の準備ができている医療機関は、
カードリーダーの申込みをしている医療機関に比べるとぐっと少なくなっています。
ちなみに、マイナンバーカードを健康保険証として使うように手続きをしている方は、マイナンバーカードを発行している数に比べて10%くらいです。
しかもそのマイナンバーカードの交付は40%弱です。
とうことは、マイナンバーカードを健康保険証として使えるように手続きしている方は、国民の4%くらいになります。
【参考:健康保険証の利用の登録】
5,234,954件 カード交付枚数に対する割合 10.9%【参考:マイナンバーカード申請・交付状況】
有効申請受付数: 約5,131万枚 (人口比 40.5%)
交付実施済数 : 約4,803万枚 (人口比 37.9%)
※オンライン資格確認等システムについて (令和3年9月22日)厚生労働省
さて、このような状況の中、オンライン資格確認ができる準備を進めていくか、
ちょっと様子をみるのか、医療機関として検討しないといけませんね。
夫の診療所は、ほとんどが年配の方なので、マイナンバーカードを持っていない方がほとんどです。
そんな中、オンライン資格確認ができる準備を進めていくかどうか・・・
【足あと】
しばらくお休みだった魚屋さんへ、久しぶりに我が家の食材を仕入れに行きました。
やっぱり魚屋さんは種類が豊富でお買い得です。
しかも美味しいし。
昨日は久しぶりの魚屋さんの魚で、夕食は満足でした。
【昨日のにっこり】
魚屋さんの魚を食べることができたこと
新しい品種のブドウを買うことができたこと
早起きをすることができたこと