院長夫人
診療所で社会保険に加入しているのであれば、
協会けんぽから定期的にお知らせがあるかと思います。
その中に「インセンティブ制度導入!」という
言葉を目にしたことはありませんか?
これって、なんなのでしょう・・
※自宅にて
インセンティブ制度で保険料率が下がる?
インセンティブ制度ってなんでしょう
協会けんぽが導入するインセンティブ制度とは、
協会けんぽが決めた「競い合う項目」の数値を
全国の都道府県にある各支部で競争します。
その競い合う項目の数値が上位の都道府県支部は、
ご褒美として、その都道府県支部の
保険料率が引き下げられることとなります。
これがインセンティブ制度で、平成30年から始まったのです。
診療所は、この協会けんぽの加入事業者として
この取り組みに参加することによって、
自分たちの住む都道府県の保険料率を引き下げる
取り組みをすることになります。
参加したからといって、自分たちの診療所だけが
優遇を受けて、保険料率が下がるというものではありません。
強制ではないので、この取り組みに参加しなくても
いいのですが、できれば参加してみてはどうでしょうか。
保険料率も下がりますし・・みんなが
競い合う項目ってなんでしょう
「競い合う項目」とは、5つの評価指標です。
- 特定健診等の受診率
- 特定保健指導の実施率
- 特定保健指導対象者の減少率
- 医療機関への受診勧奨を受けた要治療者の受診率
- ジェネリック医薬品(後発医薬品)の使用率
これらの指標を年度ごとに全国の都道府県支部を
ランキング付けします。
ランキングで上位の支部については、得点数に応じて保険料率が
引き下げられます。
夫の診療所で参加した項目は、
1.の特定健診等の受診率のデータの提供でした。
院長夫人(診療所)は、何をすればいいのか
まず、協会けんぽに連絡を入れて
インセンティブ制度に参加しますと伝えます。
すると、協会けんぽから書類が送られてきますので、
それに記入して、送り返します。
データを提供したからといって、
現時点では、なにもメリットはありません。
提供する書類は、
・40歳以上の従業員さんの健康診断(診療所で毎年行っている)のデータ
・40歳以上の従業員さんのデータの提供に関する同意書
・診療所の確認書や同意書
などです。
40歳以上の従業員さんが多いと、お手間がかかるかもしれませんが、
このことで、保険料率がさがると
うれしいと思いますよ。
協会けんぽからの「インセンティブ制度導入!」というのが
わからなかった方は、ぜひ検討してもいいのではないでしょうか。
詳しくは協会けんぽHPこちらで見てください。
【足あと】
先日、眼鏡を作りにいったのですが、
以前に眼鏡を作ったときよりも
視力がよくなっておりました。
!!!
老眼が進んだので、遠くがよく見えるように
なったらしいのです・・・
確かに・・最近、老眼が進んできております。
まあ 近くが見えない代わりに、遠くが見えるので、
よしとします。
【昨日のにっこり】
ふるさと納税の返礼品のももが届き、美味しかった
朝は体調が悪かったのですが、午後から回復したこと
息子が元気に、運動会の練習に励んでいること