ふるさと納税をしてワンストップ特例制度を利用しようと思っている方。
確定申告をしても税金が安くなりますが、ワンストップ特例制度を利用しても税金が安くなります。
どの税金が安くなっているかをご存じですか?
※北九州市若松区の海岸
ふるさと納税を確定申告した場合
医療費控除や事業所得があったりで、確定申告する方がふるさと納税をしている場合、確定申告をするときにふるさと納税の金額を申告します。
そのときの仕組は
※総務省
確定申告をすると、住民税の申告もしたこととなります。
ですから、その確定申告の情報が市町村へ共有されます。
住民税は自分で計算しません。確定申告したふるさと納税の額を市町村が把握して、ふるさと納税の金額を考慮して住民税を計算します。
確定申告すると、①所得税から控除と②住民税から控除というふうに、二段階でふるさと納税で支出した金額を税金から引くので、所得税と住民税の両方の税金が安くなります。
ふるさと納税をワンストップ特例制度を利用した場合
ふるさと納税をしたときにワンストップ特例制度を利用した場合の仕組は
※総務省
ふるさと納税をしても確定申告を行わずに、ふるさと納税をした市町村と住んでいる市町村との間で、情報を連絡しあってくれます。
ですから、住んでいる市町村が計算する住民税の計算をするときに、確定申告をしていなくてもふるさと納税の金額を把握できて計算するため、住民税が安くなります。
先ほどの図と同じなのですが、ワンストップ特例制度を利用した場合には、確定申告をした場合には、①所得税から控除と②住民税から控除の両方から控除されていたものが、①+②の金額が全部住民税から控除されることになります。
ですから、ワンストップ特例制度を利用した場合には、所得税は安くなりません。
住民税のみです。
どちらがいいというのはありませんが、安くなる税金が、
確定申告をすると、その年分の所得税が安くなるのをすぐに効果が実感できるというメリット(?)があります。
ワンストップ特例制度だと、ふるさと納税の安くなる税金がすべて住民税なので、安くなる税金が一年間にわたって分割して安くなるので、「安くなった~!」という実感があまり得られないというのがあります。
が・・・
どちらにしても税金が安くなっていることには、違いありません。
どちらの制度を使っていて、何の税金が安くなっているのかを知っているのと知らないのとでは、ふるさと納税をする税金の意識に違いが出てくるのではないでしょうか・・
年収は言えないが…ふるさと納税の限度額を人に教えていませんか? それ、年収言ってるのとほぼ一緒ですよ
ワンストップ特例を利用してふるさと納税をしている人が、医療費控除を受けるため確定申告してたら・・
【足あと】
日曜日の朝早くに海岸線をドライブしました。
予定外のドライブで楽しかったです。
車から降りて、海辺に出てみましたが、と~っても寒い!
でも、朝早いので人もいなくて風も冷たく気持ちよかったです。
たま~に、こんなドライブもいいな~と思いました。
【先週のにっこり】
海岸線のドライブが気持ちよかったこと
家の10年点検を大がかりにしてもらい異常なかったこと
妹の誕生日プレゼントを買いに行ったこと