お客様に説明するときに、答えだけを伝えて、そうなった過程を説明しなかったときに、
その答えを納得してもらえないことってありませんか・・・
納得してもらえる過程の説明を・・
※いただいたお花
答えだけを伝える
お客様に対して結果だけを伝えて、「なんでそうなるんだ!」と怒られたことってありませんか?
間違ったことをしているわけではないのに、
正しい結果を伝えているのに・・なぜ怒られるの?と思ってしまいますよね。
また、伝えられる側になったときもしかりです。
結果だけ伝えられても、
「それって本当なの?」と思うこともありますし
「なぜそうなるの?」と思うこともあります。
信頼できる相手であれば、「あなたが言うならそうなのね」となるかもしれませんが、
全くの面識のない人から電話で告げられたとしても、信じることはできませんよね。
先日、伝えられる側に立ち、お客様の気持ちを考える練習ができたことがありました。
事務所にOA機器の販売会社の営業の方から電話がありました。
「OA機器の販売をしている会社の〇〇です。昨年、先生の事務所に近くで税理士さんを探している方がいらっしゃるので紹介したいとお電話したものです」
「そうでしたかね・・」
「先生の事務所で担当していただけないでしょうか」
「えっ?うち(の事務所)でなくてもいいんじゃないの?」
「ぜひ、お近くのかたでぜひ先生に」
「っていうか、去年探していた人でしょ?」
「今はまた別の方が、税理士さんを探していらっしゃいます」
「他に事務所がたくさんあるじゃない」
「先生のお近くなので・・」
「他をあたってください」
別に私でなくてもいいはずなのに、ぜひにと言ってくるあたりはあやしいです。
私でないといけないという納得できる答えを出せていないと思います。
納得できる過程を説明する
私の事務所あてにかかってきた営業の電話は、信用できませんでした。
納得できないです。
まず、昨年も今頃、税理士を探している自分の会社のお客さんがいて、今年も今頃に税理士を探している別のお客さんがいる。
って、納得できないですよね。
しかも去年と同じ日にち頃ですよ。年末に・・
次に、税理士さんを探しているのだったら、私の事務所の周りにはたくさん税理士事務所があります。
そこではなく、「私に!」っておかしいし・・
電話口の方と会ったことないし・・・
知らないし・・・
ぜひにと、言われる筋合いはなく・・
納得できません。
また、その方はOA機器の営業の方です。
そんな方が、会ったこともない、見たこともない税理士を
自分のお客さんに紹介します?
私だったらしません。
自分のお客さんだったら、知っていて信頼できる税理士にお願いすると思います。
そんなところも納得できず・・
結局、私を選んだという納得できる過程を説明してもらえずじまいでした。
納得できたら、お会いしてたのかもしれません。
しかし、何を質問しても納得いく説明はしてもらえませんでした。
昨年も同じやり取りをしたと思います。
これって、自分がお客様に説明するときにも当てはまることです。
相手の質問に対して納得できる説明をしているかどうか・・
結果を提示して、その過程を納得できるように説明しているかどうか・・・
自分の言いたいことばかり言って、そのことについてお客様に納得してもらえているかどうか・・・
嫌な営業電話でしたが、改めてお客様の立場に立って、考えることができた出来事でした。
お客様が納得できない結果だけの説明になっていないか・・
納得していただける説明を心がけたいです。
【足あと】
昨日は、おいしいランチをいただきました。
女性の税理士さんと一緒でした。
一緒にいて楽しい、会うのが楽しみな方です。
そんな人に私もなりたいと思った日でした。
【昨日のにっこり】
美味しいランチを食べたこと
いただいたさつまいもをみそ汁にたくさん入れて食べたこと
お野菜をたくさんいただいたこと