ECサイトの作成を依頼したときにかかる費用をどう処理するかの判断に迷う時があります。
資産計上するか?もしくは、その期の経費とするか?どうしましょうか・・
※若松の海
ソフトウェアとは
そもそもソフトウェアの定義って・・・なんでしょう。
ソフトウェアとは、コンピューターを機能させるように指令を組み合わせて表現したプログラム等をいう。具体的には、
①コンピューターに一定の仕事を行わせるためのプログラム
②システム仕様書、フローチャート等関連文書
※– 金融庁 会計基準一2
ソフトウェアの会計処理及び表示等
ソフトウェアの概念・範囲
6.本報告におけるソフトウェアとは、コンピュータ・ソフトウェアをいい、その範囲は次のとおりとする。
① コンピュータに一定の仕事を行わせるためのプログラム
② システム仕様書、フローチャート等の関連文書
※研究開発費及びソフトウェアの会計処理に関する実務指針
ECサイト作成にかかる費用の処理
ECサイト作成にかかる費用の内訳は、いろいろな費用が混ざっていると思います。
その中で、保守費があれば、その期の経費として保守費として計上します。
ロゴ作成や会社の宣伝バナー作成をしたのであれば、広告宣伝費として計上します。
ECサイトは、会社がネットで商品を販売するためのもので、商品の検索ができたり、金額の計算もできます。
会社の広告なので、広告宣伝費としてもいいような気もしますが、商品の検索ができ、金額の計算ができるということはプログラミング様相が含まれていることになります。
そうなると、単なる会社の宣伝ではなく、コンピューターに仕事をさせるプログラムが組み込まれていることになると思います。
であれば、上記のソフトウェアの定義に当てはまり、ソフトウェアとして資産計上します。
ECサイト作成料は、安くないと思います。
高額になり、その費用をその期の広告宣伝費として処理してしまうのは、危険かな・・・と思います。
その内訳によって、その期の経費とするのか、資産計上するのかを判断して処理をすることがいいと思います。
No.5461 ソフトウエアの取得価額と耐用年数|国税庁 (nta.go.jp)
【足あと】
仕事やプライベートで、お客様センターやヘルプデスクに電話をすることがあります。
その電話口の方の対応で、その会社って・・と判断しそうになります。
人によって違うので、そうではないことはわかっています。
最近は、とっても親切にしてくださる方がほとんどで、
すごいな~と尊敬しています。
【昨日のにっこり】
ヘルプセンターの方の対応がすごいと感じたこと
寝つきがよかったこと
無事に一日が終わったこと