自分の母校、お子さんの学校の○○周年記念事業に寄附をすることがあるかと思います。
それって寄付金として確定申告で控除を受けることができるのですが、どのような寄付金に該当するかを確認しておいたほうがいいですよ。
※小さな本の中でほっこりした言葉
所得税の確定申告の寄付金控除
所得税の確定申告の寄付金控除とは、国や地方公共団体、特定の法人などに寄附をした場合に、確定申告を行うことで、所得税が還付される場合があることです。
寄付金を支払った場合には、
所得から(支払った金額ー2000円)を引くことができる「所得控除」と
支払った金額から計算した金額を税額から引くことができる「税額控除」というものがあります。
詳しくは、国税庁HP
No.1150 一定の寄附金を支払ったとき(寄附金控除)
どんな寄付金に該当するか・・・
さて、○○周年記念事業寄付金を支払うと、学校から領収書が届きます。
これには、「確定申告で寄付金控除が受けることができます」と書かれていると思います。
しかし、どのような寄付金に該当するかは書かれてありません。
どのような寄付金に該当するかが、なぜ必要なのかといいますと・・・
確定申告をする際に、寄付金の種類を選ばないといけません。
下記のように確定申告書作成コーナーでは、寄付金控除のページでいくつかの中から選ばないといけません。
これは、どの寄付金に該当するかによって、国(所得税)だけ寄付金控除の対象になるのか、国(所得税)も都道府県も市町村も寄付金控除の対象になるのか、国(所得税)と市町村だけ寄付金控除の対象になるのかが違ってくるからです。
これにより、住民税の額が違ってくるのです。
しかし、領収書にどのような寄付金かが書かれていなければ、選べないですよね・・・
そこで、寄附をした学校のHPを確認します。
ネットで「寄附した学校の名前と寄付金控除」のキーワードで検索してみてください。
どのような寄付金なのかのページが出てくると思います。
検索すると、次のようにわかりやすく書かれている学校がほとんどです。
実際の確定申告書作成コーナーの画面で教えてくれる学校もあります。
どのような寄付金に該当するかを文章で教えてくれる学校もあります。
こちらも文章で教えてくれている学校になります。種類が上記の学校とは違っています。
学校によって、違ってくることもあるので、どのような寄付金に該当するかを確認する必要がありますね。
どこを選ぶかによって、住民税が違ってきますから・・・
【足あと】
昨日は、税務支援の日でした。
前回は、受付初日とあってものすごく多くの方が来ていましたが、昨日はこの時期だからでしょうか、ほとんど人が来ませんでした。
みなさん今来なかったら、どうなるのだろうか・・・と役所の方も心配されていました。
【昨日のにっこり】
税務支援に一緒に来ていた税理士さんに教えてもらうことができたこと
美を追求する人の話を聞くことができたこと
前日から仕込んだカレーが美味しかったこと