副業しているかたで、会社にバレたくないかたが
確定申告で副業分の住民税を別に支払うということをしていると思います。
確定申告で副業分の住民税を別に支払わなくても
副業が会社にわからない市町村もありますよ。
副業がバレないようにと、確定申告で副業分の住民税を別に支払うように申告する
※国税庁確定申告書作成コーナーより
確定申告を作成する際、会社からもらっている給与以外の所得について
住民税を別にして支払うことを自分で選択できるようになっています。
副業しているかたは、ここで「自分で納付」と
しているかと思います。
※国税庁 確定申告作成コーナーのよくある質問より
ここで「自分で納付」にしないと、会社にバレてしまうからです。
そもそもなぜバレるのか 会社にどのような書類が届いているのか
そもそも、会社にバレるバレないというのは、
どういうことなのでしょうか。
どうして会社に副業がバレてしまうのでしょうか・・・
特別徴収をしている会社には、市町村からその会社の従業員全員分の
住民税の書類が届きます。
その住民税の書類には、従業員さん個人に配布するものと
会社で保管するものとがあります。
従業員さんに配布するものは、個人が受け取るこんな
書類です。
ここには、給与収入金額から他の収入金額、控除金額まで
包み隠さず書かれてあります。
これを従業員さんに配布するわけなのですが、
会社は、これをすべて見ることができます。
だから、会社の給与以外に副業での収入があると、
会社にバレてしまうということなのです。
また、会社には、従業員さん個人に配布する書類だけでなく、
会社に保管する書類も、市町村から送られてきます。
↑ このようなものです。
市町村によって、書式は若干違いますが、
ほぼ同じだと思います。
会社で保管する書類には、住民税の金額のみがかかれてあります。
これで金額を確認して、会社は毎月市町村に住民税を支払います。
だから、会社に保管する書類のみでは、住民税の増えた減ったは
わかっても、収入の金額や種類、控除の金額、またどのような控除があったのか
というのは、わかりません。
市町村によっては、個人の所得の内容がわかりません
北九州市でも昨年までは、従業員さんに配布する書類は、
上記のような収入金額がまるっとわかる書類でした。
しかし、今年からは違っていたのです。
収入金額が会社側にはわからなくなっていました。
このよう手のひらサイズのコンパクトなものになり、紙の質もペラペラでなく
しっかりとした厚紙のような厚さの紙になっていました。
これだと、どこかへ提出しないといけなくなって、持って歩いても
ぐちゃぐちゃっとなったりはせずに、しっかりとした紙のままで、
とても便利になったと思います。
しかも、このしっかりとした厚紙のような紙は、
下記のようにめくれるようになっておりまして、
ここをめくらないと、収入金額や控除の金額がわからないようになっています。
ですから、ｋし従業員さんの住民税の額はわかっても
収入金額はわからないようになりました。
この紙は、一度めくってしまうと、くっつかないので、
従業員さんに隠れてこっそり見ようと思ってもできません。
これは、従業員さんにとってはいいことではないでしょうか。
会社側にどのような収入金額で、控除金額がいくらで・・と
いうようなことがわからないのですから。
これだと、副業があっても、会社側にバレることはありません。
（副業でたくさん稼いでいて、所得金額がアップしたりすると、
住民税が増えるので、会社側からすると、「副業してるのかな？」
くらいは予想されるかもしれません。しかし、確定ではありません。
所得金額がわからないのですから）
しかし、この従業員さんに配布する書類は
すべての市町村ではありません。
北九州市の近隣の市町村は
まだ、収入金額や控除金額がまるっとわかる書類でした。
お住まいの市町村の書類が、北九州市のように
会社にわからないものであれば、住民税を別で納付するのではなく、
副業分と給与分を一緒に納めてもいいのかな・・と
自分で別で納めるのが面倒であれば・・
（別で納付するようにして、忘れてしまってはいけないので）
【足あと】
昨日は、朝から夕方までセミナーに参加しておりました。
本を読んでも、自分ではよく理解できていなかったものが、
セミナーで話を聞いて、
スーッと
理解できました。それをどう使うかは自分次第ですが・・
【昨日のにっこり】
セミナーに参加し、いろんなことを知ることができたこと
ドトールのハニーカフェオレが美味しかったこと
北九州から天神まで車で、事故らず往復できたこと