個人事業主だけど廃業して、事業の書類がなくなってしまった場合、
赤字が確実なときでも確定申告が必要なのでしょうか・・
※散歩途中にて
確定申告が必要な人
個人事業主で事業所得がある場合は、確定申告をする方が多いかと思います。
個人事業主の方で確定申告が必要な場合とは・・
配当控除がない場合は、事業所得の計算をして、各種所得控除の額を引いて、残額がある方です。
次の計算において残額がある
(計算)
1 各種の所得の合計額(譲渡所得や山林所得を含む。)から、所得控除を差し引いて、課税される所得金額を求めます。
2 課税される所得金額に所得税の税率を乗じて、所得税額を求めます。
3 所得税額から、配当控除額を差し引きます。
個人事業を廃業して書類がない・・でも赤字の場合
上記のように、個人事業主の方が確定申告が必要な方は、事業所得を計算して所得控除の額を引いても、所得の金額がある方です。
事業を廃業して、明らかに赤字の場合は、そもそも所得の金額がありません。
事業を廃業して、いろんなものを片づけて廃棄してしまって、事業の書類も廃棄してしまうこともあるかもしれません。
そんなときで、明らかに赤字である場合は、基本的には確定申告は必要ないことになります。
ただ、税務署からお尋ねがあった場合は、赤字であることの説明がいるかもしれません。
No.1900 給与所得者で確定申告が必要な人|国税庁 (nta.go.jp)
【足あと】
連休は、近場の温泉に入り、ウォーキングをして、楽しく過ごすことができました。
ちょっと寒かったですが、体を動かし疲れて眠り、よかったです。
【先週のにっこり】
温泉につかったこと
ウォーキングをしたこと
雨が降らなかったこと