11月2日3日4日に北九州市の小倉城で開催された
「小倉城竹あかり」へ行ってきました。
期待通りに素敵で、大満足な竹のあかりでした。
※小倉城と竹あかり
素敵なあかりの「竹あかり」
竹のあかりのイベントがあることを知り、行ってみたかったイベントに昨年は県外まで足を伸ばしていました。
しかし今年は、地元の小倉城であると知り、イベント開催を知ってから今か今かと待っておりました。
期待通り素敵な竹あかりでした。
来年また開催されるようであれば、ぜひ北九州市に足を運んでみてください。
この竹あかりは小倉城の周りで行われており、開催日の2日間、小倉城の天守閣に上りこの竹あかりを天守閣から見ることができたのです。
天守閣から見る眺めは絶景だろうな~と思いながら・・
天守閣に上りたかったのですが、天守閣に上るための行列が長かったため断念しました。
会場は、道幅が広く、少々人が多く混み合っても、行きたい方向に行くことができないということはまったくありませんでした。
小さなお子さんを連れてきている方もたくさんいらっしゃいました。
子供さん達は、喜んでましたね~
小倉城の境内では、竹を使った楽器の演奏会も行われており、会場内にすてきな音楽が流れておりました。
「竹あかり」の裏側 ー竹害ー
このようなイベントが行われるのは、街おこしだからなのかと思っていたのですが、それだけではないみたいなのです。
ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、
北九州市の「合馬(おうま)」という地区は、タケノコが有名なんですよ!
そのタケノコが有名な産地や竹林の多い地域では問題になっているのが
「竹害」
聞き慣れない方もいらっしゃるかと思います。
この「竹害」かなり深刻な問題みたいなのです。
北九州市によりますと
竹の繁殖力が異常に強く、広葉樹林をじわじわと浸食しているという事実です。
ブナやナラ、クヌギといった広葉樹が落葉することで栄養価の高いミネラル水もでるし大きく張った根で山全体を守ってくれているのです。
広葉樹は根が深く山を守ります。竹には栄養は少なく自分の中に水をためます。
しかも竹の根はせいぜい50センチくらいの表層にしか地下茎をはりません。
山の保水ができなくなり、良質のミネラル水が出なくなります。
水脈破断を起こすと飲料水や農業用水にも大きな影響がおよびます。
広葉樹林があり様々な動植物が生存することで自然環境が保たれているのです
北九州市には2016年現在1580haの放置竹林があり、竹害の被害が拡大しているそうなのです。
(1haとは100×100mでスタジアム1個分です )
この先放置竹林は、増え続ける予想です。
このまま増え続けると、土砂災害が増える可能性も高まるそうです。
楽しい「竹あかり」の裏側に、このような事情があることも
心のどこかにおいておくと、「竹あかり」をまた違った見方ができるかもしれません・・
【足あと】
最近、行ってみたことない北九州市と自分で題して、ぶらりとドライブしています。(そんなにあちこち行ってないですが・・)
生まれ育った街なのですが、名前だけ知っていて、行ったことがない場所というのが意外に多いことに自分で驚き、行ってみたいと思いたったわけです。
知らないことを知るということは、楽しいな~と感じた週末でした。
【先週のにっこり】
小倉城竹あかりを堪能したこと
門司港を散策したこと
宗像大社にお参りに行ったこと