相手に伝えたいことがあるときは、何を伝えたいのかはっきり書いたり言ったりしないと伝わらないと感じたことはありませんか…
相手に伝えたいことは何ですか?
区役所の確定申告会場で税務支援をしているときに、なぜこれをするのかが伝わってないな〜と感じたことがありました。
確定申告をしに来られた方が、「確定申告会場で確定申告をするために必要な書類はなんなのか?」と役所の方(税務署か区役所かはわかりませんが)に電話で聞いたそうです。
すると役所の方がいろいろな書類を言われた中に、「マイナンバーカードのコピー」があったそうです。
その方はマイナンバーカードを持って来ずに、マイナンバーカードのコピーでいいならと、マイナンバーカードのコピーを持って来られてました。
「マイナンバーカードは持って来てますか?」と言う税理士の質問に、
その方は「ちゃーんと マイナンバーカードのコピーを持って来たよ!」と…
その方は事前に役所に問い合わせをして、必要書類を聞いて確定申告する準備をしたそうです。
この方の持ってこられたマイナンバーカードのコピーは、カードの写真の面の写しでした。
それを見た税理士は「番号が書いてある面のコピーはないの?」
「ないよ」と答える納税者の方。
「マイナンバーカードの番号の書いてある面も必要なんですよね…」と答えると
「わしゃ間違ってない。言われた通りにマイナンバーカードのコピーを持ってきた」
「マイナンバーはわかりませんか?」
「わからん。マイナンバーが必要ならば、マイナンバーカードの両面のコピーが必要とか、番号の書いてある面をコピーとか言わんなわからん。マイナンバーカードのコピーが必要と言われても、マイナンバーが必要なんて言うてなかった。わしゃ、悪くない。それを言わなかった役所が悪い」
私はそれを聞いて、ビックリ。
たしかに間違ってはないと思います。ただ、そう考える人もいるんだ…と、伝え方ってもっと考えないとな…と思いました。
伝えたいことは、はっきりと言う・書く
この場合、役所の方はマイナンバーが必要であることは伝えていたのではないかと思います。
しかし、先ほどの方には伝わっていなかった。
ということは、伝えたいことは伝わってないことになります。
せっかくマイナンバーカードのコピーを持って来られても、マイナンバーがなくてはマイナンバーカードのコピーの意味は半減します。本人確認を写真の面でできますが、マイナンバーの面もほしいですよね。
相手に伝えるときに、伝えたいことをはっきり伝えないといけないですよね。
たとえば…
先ほどのマイナンバーカードの方の場合だと、
①なぜマイナンバーカードが必要であるかをはっきりと言う
②コピーだけでもいいが、マイナンバーカードの両面のコピーが必要だと言う
③マイナンバーカードを持参してくださいと言う
この3つを伝えると、どこかの項目で確定申告会場でマイナンバーが確認できる状態なのではないかと思います。
必要なことを伝えるときには、はっきり伝えたいことを伝えることができるようにしたいですよね…
たしかにそうなんですけどしかし…なんて場面は多々ありますよね。
そうならないように、念には念を…
必要なことは、はっきりと言って・書いて、伝えるようにしているかを振り返ってみませんか…
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